自分のことは分かっている、と決めつけない

学校は、一日も楽しいと思ったことがなかった。
なのに大人になって、教室や学校で子どもたちに実験の楽しさを伝えたときは、毎日がとても楽しかった。

仕事もそうだ。
感情は仕事の邪魔だと思っていた。
自分の気持ちも他の人の気持ちも脇に置いて、効率と成果を求めるべきだと根を詰めていた。
今は、自分の気持ちを伝えるべきだし、周りの人たちの気持ちも含めてみんながハッピーにならないと意味がない、と思っている。

時代が変わった?
私が変わった?
たぶん、どっちもなんだと思う。

歳を重ねてそれまで経験したことのない感情や状況を目の当たりにして「こうだと思っていた自分」がひっくり返ると、少し不安にもなる。
強くなったのか、弱くなったのかも、よく分からない。

でも、それだけたくさんの色を持てるようになったということでもある。
いろいろな自分に出会ってきたのだから、未来はきっとカラフルなはず。

人生は、なかなか平坦にはいかない。
だからこそ、自分の形もやわらかくしておきたい。

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